文京区小石川、春日駅・後楽園近くの形成外科・皮膚科。女性医師が、こどもから大人まで、皮膚のトラブルに幅広く対応いたします。

Qスイッチルビーレーザーによる しみ・あざの治療

Qスイッチルビーレーザー しみやあざには色素が表皮内に存在するもの(老人性色素斑、そばかす、扁平母斑など)と真皮内に存在するもの(太田母斑、外傷性刺青、異所性蒙古斑など)があります。この両方に高い効果をあげる治療機器がQスイッチレーザーです。

Qスイッチレーザーにはルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーの3種類があります。

その中でもQスイッチルビーレーザーの波長は694nmと、しみの原因であるメラニン色素に対し吸収が高いため、ほとんどのしみやあざを効果的に治療することができます。

レーザー照射直後にしみは白色に変化します。その後、赤くなり最終的に黒褐色の薄いかさぶたになります。

レーザー照射後は患部を保護するシールを貼っていただきます。洗顔や入浴などは当日より可能です。また、患部をテープで保護した上からお化粧するのも問題ありません。

シールはご自身で交換していただき、約1週間後に経過をチェックするため受診していただきます。多くはこの時点でレーザー後のかさぶたが取れ、シールも不要になります。

しみのレーザー治療をご希望の方は、まず美容相談を受けていただき、レーザー治療に適した状態かどうかを医師が判断いたします。治療の対象となる場合は、施術日の予約をいたします。

お顔のしみ相談をご希望の患者さんへ
お顔のしみの相談では、診察前にメイクをすべて落として頂くようお願いしております。治療したいしみが部分的でも、お顔全体のメイクを落として頂きます。自費診療(美容治療)についてのページもあわせてご確認ください。
自費診療について

考えうる合併症

照射時の疼痛、出血、保護シールによるかぶれ、炎症後色素沈着

よくある質問

Q.しみやあざは1回の治療で取れますか?
A.日光性色素斑(老人性色素斑)は1回の治療で除去できることが多いしみです。ADM(遅発性太田母斑)はメラニン色素が皮膚の深い部位に存在するため、数回の治療を要します。

Q.治療の痛みはありますか?
A.レーザーを照射する際、輪ゴムではじかれたような痛みを感じます。小範囲なら麻酔は不要ですが、大きなしみや広範囲の治療では照射回数が多くなり、患者さんの負担が大きくなる場合は、シールタイプの麻酔や、局所麻酔薬の注射を併用するなどしています。

Q.レーザーを照射した部位はどのように手当てをすればいいのでしょうか?
A.レーザー照射後は患部を保護するシールを約1週間貼っていただきます。洗顔や入浴などは当日より可能です。また、患部をテープで保護した上からお化粧するのも問題ありません。唇や目の近くなどでシールを貼れない場合は、ワセリンを頻回に塗布することで保護の代わりとしていただきます。

Q.治療後の通院スケジュールは?
A.一般的には治療後約1週間で経過を見せていただきます。医師の指示通りご来院願います。

Q.炎症後色素沈着とはなんですか?
A.肌に炎症が起きた後に生じるメラニン色素の増加が炎症後色素沈着です。レーザー照射自体による熱の刺激、痂皮が取れた後に加わる摩擦や紫外線の影響などが、炎症後色素沈着の発生要因として挙げられます。

Q.炎症後色素沈着はどれくらいの確立で発生しますか?
A.正確な統計は取っていませんが、わずかな色素沈着も含めると、半数以上の患者さんで認められる非常に頻度の高い合併症です。

Q.炎症後色素沈着はどれくらいで消失しますか?
A.顔の場合、早くて3ヶ月、時間がかかると1年近く要することもあります。腕や脚では顔よりも長くかかります。色白の人、肌のターンオーバーが良い人、肌を触る癖のない人ほど炎症後色素沈着の程度が軽く、早く消失することが多い傾向にあります。地黒の人、肝斑の出やすい人、肌のターンオーバーが乱れている人、肌をこする癖のある人、よく日焼けをする人は炎症後色素沈着の程度が強く、消失も遅くなりがちです。

Q.しみが再発することはありますか?
A.いったん取れたしみが、3~5年ほどの経過で再発することはあります。その際は、再度レーザーを照射して治療することができます。

Q.一度にたくさんのしみを治療することはできますか?
A.レーザー治療後の経過は、患者さんによって大きく異なります。当院では、まずご自身の肌質を知っていただくため、初回は1-2か所の治療にとどめておき、施術後の手当てや炎症後色素沈着の程度などを把握した上で、広範囲の施術に進むかどうか判断していただくことをお勧めしています。より不安感の少ない治療を受けていただきたいというのが治療する側の願いです。

Q.妊娠中や授乳中の治療はできますか?
A.妊娠中又は妊娠している可能性のある女性は治療を受けられません。授乳中の女性は、ホルモンバランスの影響で色素沈着が生じやすい傾向にあるため、レーザー治療には不向きです。このため、妊娠および授乳を終えられてから施術を受けていただくことをお勧めします。

自費診療料金

自費診療 料金表

診療時間
  9:30~
12:30    
× ×
15:00~
18:00    
× × ×

:手島院長
◎:手島院長・非常勤医師(形成外科医)
★:手術・自費施術のみ(完全予約制)
休診日:水・土曜午後・日曜祝日

オンライン診療「クリニクス」

自費診療について

よくあるご質問

文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

もものマークのほけんしつ
キズやヤケドの湿潤治療、シンプル一番のスキンケア、その他もろもろ気の向くままに院長が語ります。


てしまクリニックオリジナル『もものマークのポケットワセリン』新登場

手島 玲子 院長|てしまクリニック 形成外科・皮膚科(春日駅・皮膚科)【文京区ドクターズ】

所在地

〒112-0002
東京都文京区小石川1-3-23 ル・ビジューB1F
03-5804-1241(ヒフヨイ)